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いや、あんま大したことじゃないんですよ。FCってのはFootball Clubの略で、まあ「○×株式会社」とか「○×カントリークラブ」みたいに、単にそこがフットボールクラブであることを表す普通名詞に過ぎません。日本だけでもFC東京の他に、J2に横浜FC、JFLにFC KYOKEN 京都と愛媛FC、地域リーグとなると列挙しきれないほどたくさんの「FC○×」や「○×FC」があるわけです。J1が(天皇杯などで)地域リーグのチームと戦うこともあるサッカーの世界では、FC東京をFCと読んでしまうと実に紛らわしい、という具体的な不都合があります。
まあ、それでも「FCと言えば東京だろう!」というくらい強くて有名ならいいんです。たとえば、「ユナイテッド」の名を冠するサッカークラブはリーズや市原などいくつかありますが、サッカーファンの多くにとってユナイテッドと言えばマンチェスター・ユナイテッドです。しかし、FCの名を冠するクラブの中にはFCバイエルン・ミュンヘン、FCバルセロナ、サンパウロFCなど、そうそうたる面々があります。東洋の果ての島国で、やっとの思いで1部リーグに昇格して、連勝したり連敗しながら何とか真ん中よりちょっと上で最初のシーズンを終えることができた、そんなヨチヨチ歩きのチームが列強を差し置いて「FCと言えば東京」なんて、畏れ多いというか面映いというか……その気持ち、わかってもらえるでしょうか(笑)
でもFC東京って毎回呼ぶのは長いですよね。どう呼んだらいいのでしょう?簡単です、「東京」と呼べばいいのです。何と言っても、東京の名を冠した初のプロサッカークラブですからね。東京ヴェルディ1969はどうするのだ、という人もいるでしょう。じゃあ例えば、同じミラノにあるACミランとインテルナツィオナーレ・ミラノはどう区別されているでしょう。だいたいの人は、「ミラン」と「インテル」ですね。同様に、FC東京と東京ヴェルディ1969は、それぞれ「東京」と「ヴェルディ」と呼び分ければよいのです。佐川急便東京もあるって?ふっふっふ、あそこはJFLに昇格した2001年シーズンから「佐川急便SC」になったんですよ。
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